相続した家は、売る❓貸す❓どうする❓
親から実家を相続したものの、「売るべきか?貸すべきか?」と悩んでいませんか?特に地方の場合は、都市部とは事情が大きく異なります。今回は、地方の実家を相続したばかりの方に向けて、それぞれの選択肢の特徴と判断のポイントを簡潔にご紹介します。
■ 売却するメリット・デメリット
【メリット】
- 固定資産税や草刈りなど、維持管理の手間と費用から解放される
- 現金化できることで、他の資産活用がしやすくなる
- 空き家リスク(倒壊・火災・不審者)を防げる
【デメリット】
- 場所によっては買い手がつきにくく、価格が安くなりがち
- 思い出のある家を手放す心理的な負担がある
※地方では「古家付き土地」として売る方が、買い手がリフォームや解体を判断できるため有利なこともあります。
■ 賃貸に出すメリット・デメリット
【メリット】
- 家賃収入が得られる
- 将来的に子どもや自分が住む可能性を残せる
- 売らずに済むことで「気持ちの整理」がしやすい
【デメリット】
- リフォーム費用がかかる(地方の古家は100万〜数百万円かかることも)
- 賃貸需要が少ない地域では、空室リスクが高い
- 自主管理が難しく、管理会社への委託が必要
■ どちらを選ぶ?判断のカギはここ
- 立地に賃貸・売却需要があるか?
→ 周辺にスーパーや病院、学校があればニーズあり - 維持管理に手間と費用をかけられるか?
→ 放置するほど損失が大きくなる - 気持ちの整理はついているか?
→ 売却をためらう場合は一時的に貸すのも選択肢としてあり
■ まとめ
地方の実家は「資産」であると同時に、「負債」になる可能性もあります。冷静に状況を整理し、「売る」「貸す」のどちらが自分や家族にとって負担が少ないかを見極めましょう。迷うときは、まずは査定を受けてみるのがおすすめです。少しでも迷っている方は気軽にご連絡ください。
